第1話「神官と悪魔の口づけ」

村の近くの洞窟に、悪魔が棲みついた――。
村人たちの訴えを受け、神官庁から派遣されたサクラ。
彼女に与えられた使命は、洞窟に暮らす悪魔の少女・リディルを討伐することだった。
けれど、ようやく見つけたリディルは、村を襲うどころか、誰にも見つからないよう静かに暮らしていた。
それでも神官と悪魔は、本来なら決して相容れない存在。
互いに武器を向け、戦いが始まろうとしたそのとき、二人の間に一枚の黒い羽根が舞い落ちる。
姿を見せない闇天使の力によって、二人の心から相手への敵意だけが消されてしまった。
「……動けない」
サクラは剣を握ったまま、足がすくむのを感じていた。
頭では「討たなければ」と繰り返しているのに、リディルを傷つける気が起きない。
リディルも同じだった。
爪を立てようとしても、力が入らない。
ただ、目の前の神官を見つめることしかできない。
月明かりの差し込む洞窟で、警戒しながら言葉を交わすうち、二人は互いの孤独と優しさに触れていく。
「……あなたも、一人だったの?」
「……うん」

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洞窟の出口は、すぐそこにある。
サクラは村へ戻ることも、リディルは彼女を追い払うこともできた。
それでも二人は、離れることを選べなかった。
そしてとうとう、神官と悪魔は、決して許されない口づけを交わしてしまう。
これは闇天使に仕組まれた偽りの恋なのか。
それとも、敵意を失ったことで初めて見つけた、本当の想いなのか――。
神官サクラと悪魔リディル。
二人の禁断の物語、その始まりです。

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第2話に続く🔞閲覧注意)

◇登場キャラクターについて◇
サクラ:”夢咲さくら”をモチーフとしています
リディル:リディルちゃん(OC:@liymu_kazane※XのアカウントID)をモチーフとしています
衣装はAI生成のため、画像毎に微妙に変化します

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